歩いた分だけ寄付になる。10月27日から「第2回 PEACE WALK」が開催

紛争や内戦などにより住む所を追われ難民になる選択をせざるを得ない、また被害を受けて支援を必要とする人が世界中には沢山いますが、常日頃寄付をされている人も、何をして良いのか分からないと言う人にも参加しやすいイベントが2022年10月27日(木)から開催されます。

歩くことが寄付になる PEACE WALK とは

このイベント『PEACE WALK』は「平和に向けて歩きだそう」のコンセプトのもと、世界中で紛争や内戦などの被害にあわれている方々に「歩く」ことで支援を届けるオンライン参加型のチャリティウォーク企画で、歩数計測アプリ「minpo」(コングラント提供)をダウンロードし、無料で参加&歩数計測できます。(※会員登録が必要です。またスマートフォンの歩数機能との連携作業が必要な場合があります。)

『PEACE WALK』は、第1回を2022年6月に「ウクライナ支援」をテーマに開催、第2回目となる今回は「世界の紛争解決・難民支援」へとテーマを広げ、さらに大きな支援へ繋げることを目標に実施されます。

第1回 PEACE WALKでは3,000名近くが参加。第2回目となる今回は、コングラントと共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(以下 LM)との連携により日常生活の中で気軽に楽しみながら取り組める環境活動アプリ「Green Ponta Action」(LM提供)からのイベント参加が可能となります。

”歩く”が寄付に繋がる仕組み

無料で参加できるPEACE WALKではチャリティウォークへの参加数や歩数に応じてスポンサーからマッチング寄付が行われることで、難民支援団体へ寄付を届けます。

「世界の紛争解決・難民支援」に取り組む12団体へ寄付

スウェーデンのウプサラ大学の研究チーム(UCDP)の発表によると、21世紀に入っても世界の紛争の数は減ることはなく、2012年以降は毎年8万人以上の人々が世界中で紛争の犠牲となって亡くなっています。PEACE WALKでは各支援団体へ寄付を届けるだけでなく、イベントを通じて、紛争解決や難民支援の重要性・緊急性を訴えることで、課題解決に向けた取り組みを促進したいとしています。

【支援先団体一覧(五十音順)】

・ アクセプト インターナショナル

テロや紛争のない世界を目指し、ソマリア・イエメンなどの紛争地でテロリストになった若者を受け入れ、 彼らが武器を置いて人生をやり直す支援に加え、そういった若者の権利を明確にする国際条約の制定などに取り組む日本発のNGOです。2011年の創設以来、ニーズが非常に高いにも関わらず見捨てられてきた地域・分野・対象者に対して取り組みを実施してきました。国連から特別メンター、専門家会議などにも招聘され、政策決定にも貢献しています。

・ ADRA Japan

ADRA(アドラ)は、世界約120か国に支部をもつ世界最大規模の国際NGOです。活動の原点は1918年にあり、100年を超える支援実績があります。各地に支部があり、現地の方々との対話を丁寧にできることが強みです。活動のモットーは「ひとつの命から世界を変える」。皆さまからの温かいご支援のもと、人種・宗教・政治の区別なく、紛争や自然災害の被災地、また途上国において、一人ひとりに寄り添い、自立を助ける支援に取り組んでいます。

・WELgee

紛争・迫害から逃れ日本にやってきた難民たちが、経験や専門性を活かして希望を持って日本で人生を再建するため「就労・キャリア」に特化したプログラムを運営しています。一人ひとりの個性や職歴に合わせ、日本でのキャリア形成に伴走する、「就労伴走事業」、キャリア教育やメンターシップ、スキル開発などの育成機会を提供する「育成事業」、難民と日本社会の共創価値を生み出す「共創事業」を運営しています。

​・ケア・インターナショナル ジャパン

私たちは、貧困のない、すべての人々が尊厳をもって安心して暮らせる、希望に満ちた、寛容で公正な世界を目指す国際協力NGO「CARE」の一員です。多様性と包摂性を尊重し、特に「女性と女子」のエンパワメントにフォーカスした開発支援を行うとともに、現在は、ウクライナ危機への対応として、国内及び国境付近での支援物資や現金支給、病院への医療機器や医薬品提供、子どもたちの教育支援、心のケアなどに注力しています。

・国連UNHCR協会

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は1950年に設立された国連の難民支援機関です。
紛争や迫害により故郷を追われた難民や国内避難民、無国籍者を保護・支援するために、世界約135カ国で様々なパートナーと連携しながら活動しています。
1954 年と 1981 年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

・テラ・ルネッサンス

テラ・ルネッサンスは『すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現』を目指し、2001年に京都で設立。
現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援や、紛争被害者への自立支援事業を実施しています。2022年3月からはハンガリー事務所を開設し、ウクライナ難民・避難民支援を開始しました。

・日本ユネスコ協会連盟

UNESCO(国際連合教育科学文化機関)憲章の理念に賛同し、1948年に設立された民間団体です。教育や文化を通じた平和の実現を目指し、多岐にわたる草の根の活動を国内外で展開しています。戦争・内戦、貧困などさまざまな理由で、教育を受ける機会を奪われた大人や子どもたちに識字教育や基礎教育、職業訓練などの学びの場を提供する「世界寺子屋運動」を1989年から行っています。

・ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン

「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指して 1976年にアメリカで誕生した国際NGOです。米国をはじめ、70の国と地域に活動を広げ、住まいの支援を必要とする人々と手を取りあい、建築や修繕などを通じて、誰もが「家」と呼べる場所を持てるよう取り組んでいます。ハビタットは、生活の基盤となる住まいを整えることで、家族がより良い未来を築くために欠かせない活力、安定、そして自立を築いています。

・パレスチナ・子どものキャンペーン

1986年の活動開始以来、レバノンやパレスチナ自治区、その周辺地域の難民キャンプなどで、教育、保健・医療、障がい者支援、心理サポートなどの活動を継続しています。
度重なる紛争などにより避難生活を余儀なくされ、十分な食事を摂れない子どもやその家族への食料支援や越冬支援、医療にアクセスできない子どもや母親への精神科、歯科、栄養支援、また学校の授業についていけない子ども達への補習授業の実施などを行っています。

・ピースウィンズ・ジャパン

人びとが紛争や貧困などの脅威にさらされることなく、希望に満ち、尊厳を持って生きる世界をめざし、海外事業・災害支援事業・保護犬事業を中心に、国内外の社会課題に取り組んでいます。これまでに世界36の国と地域で活動、2022年はトンガ大規模噴火災害やウクライナ危機への対応を行ってきました。紛争と災害という21世紀最⼤の課題を前に、これからも世界の平和を諦めず、必要な人びとに必要な支援を届けていきます。

・メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)

世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)は、紛争や自然災害、貧困、差別などで医療を受けられない人々に医療を届け、将来にわたって医療を受けられるよう活動する国際NGOです。国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で「医療」から疎外された人々の支援にあたっています。世界に17の活動拠点があり、74ヶ国で330の活動を実施しています。誰もが医療を受けられる社会の仕組みづくりを目指します。

・REALs(リアルズ)

REALsは争い予防に取り組む認定NPO法人です。現在の活動地は、アフガニスタン、シリア、トルコ、南スーダン、ソマリア、ケニアです。REALsは紛争やテロなどの争いを防ぎ、人と人が共存できる社会の実現を目指しています。争いの当事者となった人たちが、主体的に問題の予防や解決に取り組んでいけるように、REALsは現地での人材育成や争い予防のしくみづくり、社会のネットワーク構築などを行っています。

第2回 開催スケジュール

10月13日(木) プレエントリー開始
10月24日(月) 3日前カウントダウンイベント
10月25日(火) 2日前カウントダウンイベント
10月26日(水) 1日前カウントダウンイベント
10月27日(木) PEACE WALK 開始(6:00 計測開始)
10月29日(土) 東京・大阪でのオフラインウォークイベント
11月9日(水) PEACE WALK 終了(18:00 計測終了)

夏の暑さがやわらぎ、ウォーキングが心地よい季節になったので、健康や道端の秋を感じる散歩を寄付に変えるPEACE WALKに是非参加してみてください。

参考:

歩くことが難民支援への寄付になる「第2回 PEACE WALK」を10月開催。Green Ponta Actionからも参加が可能に。
コングラント株式会社のプレスリリース(2022年9月21日 14時05分)歩くことが難民支援への寄付になるを10月開催。Green Ponta Actionからも参加が可能に。
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